奇妙な木(連理木・連理枝)②~母子愛~

子育て
韓国、江原道の発旺山(パランサン)に生えているという
世界でも珍しい連理木(れんりぎ)とはどんな木なのでしょうか?
 
韓鶴子著:自叙伝『平和の母』301~302頁に、
母子の情愛を表現している連理木について次のように書いています。
 
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私は時々、
江原道平昌郡にある発旺山(パランサン)に登ります。
(略)
「冬のソナタ」のロケ地にもなった龍平リゾートの山頂に登ると、
世界に一つしかない珍しい生え方をした木があります。
 
まったく別の2種類の木が一体となり、
まるで一本の木のように生えています。
 
樹齢数百年にもなるエゾノコリンゴの木が母親で、
それに抱かれるようにして育ったナナカマドの木は息子です。
お互い支え合いながら仲良く生きる
この母子の木を『マユモク』と名付けました。
 
この連理木は、
古木となったエゾノコリンゴの木の中が空洞になり、
そこに鳥が落としていったナナカマドの種が、
発芽し根を張ってできたものです。
 
ナナカマドの木は次第に大きくなり、深く根を下ろし、
まるで母親を養うようにエゾノコリンゴの木を支えて共生し、
お互いに花を咲かせ実を結ぶようになりました。
 
植物ではありますが、
まるで母子の間で交わされる美しい愛と思いやり、
深い情が表現されているようで、
「孝情」のモデルになっています。
 
マユモク
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韓国:発旺山(パランサン)の連理木(マユモク)

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