「敬老の日」のお祝いプレゼントを考えていたときのこと。
「何歳からプレゼントをさしあげましょうか?」の問いに誰も答えません。
今年70歳になった方に尋ねたところ・・・
「私はまだ若いです・・・お祝いされたくありません」
一同がドッと笑いました。
そこにいらした方は・・・
50代から80代の元気な女性たち。
高齢者なのに仕事をしている方、
夫を亡くして一人暮らしの方、
親が90歳以上の健在で祝ってあげる立場の方、
孫が何人もいる元気なおばあちゃん。
集まったおばあちゃんたちは、
今も元気でバリバリ頑張っている方ばかり。
80代でもスマホやPCだってOK!
40年前に憧れだった、
NHKみんなのうた『コンピューターおばあちゃん』が
いつの間にか現実になっていました。ヽ(´∀`)ノ
<NHKみんなのうた『コンピューターおばあちゃん』初放映は1981(昭和56)年>
ところで・・・
「敬老の日」をお祝いする年齢って
特に定められていようです。
老人福祉法では、65歳以上を「高齢者」。
敬老をお祝いするそのタイミングは様々のようです。
昔は、60歳の還暦を迎えたら敬老の日のお祝いしました。
しかし、最近の60歳は少し早すぎ・・・。
そのため、70歳や80歳といった
節目のタイミングが良さそうです。
ちなみに、我が家の「敬老の日」は・・・
「敬老お祝いカード」を幼稚園の孫からもらった年。
つまり・・・かれこれ15年前。
「我が家の敬老の日」
承認なしに勝手に制定されました。
<4歳の孫からいただいた敬老カード>
人生100年時代。
2023年100歳以上の高齢者の数は9万2139人。
前年より1613人増加。
100歳以上人口の増加は53年連続。
世界有数の長寿国日本!
国内の最高齢は・・・
女性は巽フサさん116歳(M40年生まれ、大阪府)
男性は薗部儀三郎さん111歳(M44年生まれ、千葉県)
100歳以上で仕事をしている人は
国勢調査(2020年)では406人。
敬老の日をお祝いして
私の母(93歳)が大事にしていた詩集、
100歳の柴田トヨさんの『くじけないで』から二編を
紹介いたします。
<先生に> 私を
おばあちゃん と
呼ばないで
「きょうは何曜日?」
「9+9は幾つ?」
そんな バカな質問も
しないでほしい
「柴田さん
西条八十の詩は
好きですか?
小泉内閣を
どう思います?」
こんな質問なら嬉しいわ
<返事>
風が 耳元で
「もうそろそろ
あの世に
行きましょう」
なんて 猫なで声で
誘うのよ
だから 私
すぐに返事したの
「あと少し
こっちに居るわ
やり残した
事があるから」
風は
困った顔をして
すーっと帰って行った
参考:
・NHKニュースWEB
・柴田トヨ箸『くじけないで』
・NHKニュースWEB
・柴田トヨ箸『くじけないで』