「エンドルフィン」と「ダイドルフィン」とは聞きなれない言葉です。
脳内に分泌されるこの物質は、私たちに幸福感や快楽をもたらします。
そのためには、笑い、喜び、感謝、そして魂が震えるような感動など、
わくわくするような生活が必要だと言われています。
「エンドルフィン」とは？
エンドルフィンは脳内で働く神経伝達物質の一種で、
鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られるため、
「脳内麻薬」「幸せホルモン」とも呼ばれているそうです。
エンドルフィンの効果とは？
①極限状態や大きなストレスがかかると、エンドルフィンが脳内で放出され、鎮痛効果が得られます。
エンドルフィンは鎮痛剤「モルヒネ」の6.5倍の鎮痛効果があると言われています。
＜エンドルフィンの効能の良い例＞
「ランナーズハイ」マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚してくる作用。
②エンドルフィンは多幸感、恍惚感を感じさせる。
③脳が活性化され神経が研ぎ澄まされ、集中力・注意力が高まる。
④免疫機能も高め、抗癌作用を担うNK活性を高める。
エンドルフィンが放出される条件は？
心身に過剰な苦痛や負荷といったストレスが与えられたとき、
また逆にリラックスしたときや下記の状態にも放出される。
・瞑想・深呼吸
・運動・・・ランニング・ウオーキング・筋トレ・ダンス
・辛料理・油料理・チョコレート
・熱い風呂・・・40度以上
・スキンシップ・会話・・・ペットや家族とのスキンシップ
・好きなことをする・・・五感の快い刺激（音楽・アロマ・絵画・・）
㊟上記の食物はバランスに、運動、風呂などはほどほどに
参考：日本経済新聞の「健康」から抜粋
「ダイドルフィン」放出と凄まじい効果とは？
ダイドルフィンは、エンドルフィンの4,000倍の効果があると言われているそうです。
「ダイドルフィン」放出はどんな時に放出されるか？
・美しい音楽の旋律に心を奪われたとき
・心が動かされる本を読んだとき
・言葉では表せない美しい光景に出合ったとき
・思いがけない真理を悟ったり、実感したとき
「笑いと感謝、感動、愛は、あなたを健康と幸せ（健幸）にします！」
素敵なメッセージですね！
笑いや喜び、感謝の気持ちを大切にして、毎日をわくわくしながら過ごすことは、
本当に素晴らしいことです。
エンドルフィンやドーパミンが分泌されることで、心も体も健康になります。
どんな小さなことでも、感動や喜びを見つけて、充実した日々を送りましょう！
