『うさぎお~いし、かのやま~~♪』
『ふるさと』という日本の唱歌。
「兎を追いかけたあの山」という意味ですね。
この歌・・・
1914年、高野辰之さん(国文学者:長野県出身)の作詞。
懐かしいふるさとの思い出が蘇ってきます。
実は・・・
同じく長野県の山村で生まれ育った我が夫さんも、
小学校の頃、冬の野山を駆け巡って「兎追い」「兎狩り」をし、
捕まえたウサギの「兎汁」を食べたそうです(゚д゚)
小学校の課外授業だったとか。
60年も昔の話です(。-_-。)
主人の話では・・・
この「兎追い授業」での子供たちの役目は、
一斉に缶を叩いたり、大声ではやし立てて、
草むらのウサギを追い出し、兎の姿が見えたら、
大人たちが猟銃で射止めるそうです。
昭和のその当時は・・・
兎が増繁殖し害獣になっていたそうなのです。
子供たちも害獣駆除に駆り出されたのでしょうね。
今では・・・
兎も東京では多摩丘陵の雑木林にひっそり生息しているとか・・・
残念なことに、絶滅の危機にあるそうです。
兎は ”のんびりやさん” に見えるけど、実は、捕まえる事は簡単じゃないそうです。
「脱兎の勢い」のごとくに時速40K以上で走り、80Kの最速の兎もいるとか・・・。
耳が長く聴力も優れているそうです。
兎が早く走れる理由は、後ろ足!!
ですから、驚いたことに・・・
兎は他の動物と違って坂を上るのは得意ですが、
坂を下るのは苦手だそうです。
なるほど~~
兎の長い後ろ足は、長所にも短所にもなるのですね。
今年の干支は「癸卯(みずのと・う)」「ウサギ」でした。
新年から3か月も経つと今年の干支も忘れていました。
兎年は「飛躍」「向上」「子孫繁栄」の象徴です。
ウサギにあやかって・・・
「兎の上り坂」のことわざのごとく、
物事がトントンと順調に進みますように。
ピョンピョンと軽快に行きたいものです。
逆に、下り坂では兎のごとくゆっくりと慎重に行きましょう。
人生もこれと同じでしょうか・・・
ゆっくりと慎重に、躊躇せず、諦めずに・・・