家族のかたち~人口減少よりも深刻なこととは?~

家庭は愛の学校
去年(2020年)の国勢調査の速報値で、1世帯当たりの人数が、

東京都内では、1.95人になり、初めて2人を下回りました。

2人を下回るのは、101年前の大正9年に国勢調査が始まって以来、初めて。

日本全国では2.27人で、やはり前回より落ち込みました。

 

日本全国の1世帯当たりの人数は、1950年ごろには約5人。

高度経済成長期には3人、バブル崩壊後1995年には2.85、

昨年2020年には2.27に落ち込みました。

出生数は毎年過去最低を更新し続け、

今年はコロナの影響で落ち込みはさらに激しくなるとみられています。

 

このままでは、国力が低下し

GDPや貿易額の世界シェアと併せ

国際的な地位の低下が心配されます。

 

また、「家族」の衰退が深刻で、もはや「核家族」すら成立しません。

東京都は、都内において、高齢者の1人暮らしの割合も増えていると話しています

「ちゃぶ台やテーブルを囲んで食事」をするとか、「一家団らん」という文化から、

外食産業でも「孤食化」「おひとり様セット」がトレンドになりつつあります。

 

「人口減少」「少子化」「孤独」「孤立」対策が

政府の重要な課題であると言いますが、

実は、家庭が失われつつあることは、他人ごとではなく、

私達家庭の深刻な問題であり課題でもあります。

『家庭は最も貴い宝石』
『家庭は愛の学校』

『家和万事成(家和して万事成る)』

『幸福は自分が暮らす家庭で平和を実現することによって得られます』

『家庭が地上天国の基盤であり、天国創建の礎石です』
~韓鶴子著『自叙伝平和の母』より~
 

『人生最大の幸福は一家の和楽である。
円満なる親子、兄弟、師弟、友人の愛情に生きるより切なるものはない』
~野口英世~

 

『楽しい笑いは家の中の太陽である』~サッカレー~

 

『世界平和のために何ができるかですって?
家へ帰って、あなたの家族を愛しなさい』
~マザー・テレサ~

 

『人を選ぶとき、家族を大切にしている人は間違いない。仁者に敵なし。
私は人を使うときには、知恵の多い人より人情に厚い人を選んで採用している』
~渋沢栄一~

 

参考:                                       

Sunday世界日報(2021.7.11号)                           

NHK首都圏ニュース(2021.7.17)                           

韓鶴子著『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』

    

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