先日、不思議な体験をしました。
ある家の玄関ドアが開いていました。
私はなぜかそのドアに引き寄せられるようにして
「ごめん下さい!」と言っていました。
しばらくすると中から美しい女性が出てこられ
40代そこそこの聡明な美しい方でした。
首に巻いた水色のショールも素敵で
女優さんかモデルさんかな・・・
私はとっさに言いました。
「アンケートにご協力お願いできますか?」と
実はその日、私は友人の家を尋ねたのです。
しかし友人は留守で、このまま帰るのも…
どうしようかと…
そんなことを思っていると
開け放された家の玄関が目に入りました。
それが彼女の家だったのです。
その美しい方はアンケートに答えてくださりながら
こんなことを言いました。
年齢は48歳で在日韓国人
夫も韓国人で小学校3年生の娘が一人
彼女は40歳の時、不思議な体験をした。
霊界から霊が降りてきて彼女に付きまとい
彼女は嫌で逃げ回ったけれど、
その霊は抜けなかった。
その時から人の過去や未来が
見えるようになってしまった。
今は人のお役に立ちたいと
その霊力で運勢鑑定をしてあげている。
口コミでたくさんの人が鑑定にやってくる。
彼女は、いわゆる ”霊能者” だったのです。
玄関にある祭壇にやっと納得できました。
「何を奉っているのですか?」と尋ねると
「タングン(檀君の韓国読み)です」と答え
さらに部屋の奥を見せてくださいました。
そこには凄い大きな祭壇があり
太いローソクが7本並び
祈祷中だったのかローソクに火が灯っていました。
檀君とは紀元前2333年に即位したとされる
韓民族の始祖だそうです。
彼女は霊力を失わないために
精誠を尽くして祈祷生活し
山に籠ったりもするそうです。
彼女の鑑定やカウンセリングのやり方を聞きながら、
私は考えました。
(運勢鑑定をするという彼女に、
私は何をして差し上げたらいいのか…
これも何かのご縁だから…)
私はバッグの中から友人にプレゼントするつもりだった
一冊の本を取り出して、
「私が一番尊敬している方の自叙伝です。
この方をご存知でしょうか?」
と尋ねてみました。
彼女はその本を手に取って
「ええ、知っていますよ」
「この方は韓国人で、迫害をたくさん受けました」
「世界の中でナンバーワンの方です」
と彼女は続けて言いました。
彼女はメガネを掛けてから、
ゆっくりと本のページをめくりながら
「この方は大変な誤解をされていますが、
神様が地上に送った方ですよ」
文鮮明師・韓鶴子総裁夫妻は神様が地上に送られた方…
私は彼女のその言葉に本当にビックリしました。
私も頭ではそのように理解していますが
まさかこのような言葉を、
行きずりの見知らぬ方から聞かされるなんて…
「その本を差し上げましょうか?
読んでみてください!」
彼女は読んでみたと言いました。
私は後日、日本語版からハングル版にチェンジする約束をして
とりあえず日本語版を渡しました。
さらに彼女が私に言いました
「あなたは、とてもいい方みたいね」と
こんな私がその様に見えるとするなら
それもまた文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻の
おかげであると思いました。
行きずりの人のように見えましたが、
私はこの方と会うべくして会ったのだと思いました。
こんな不思議な出会いに感謝しました。
文鮮明総裁自叙伝『平和を愛する世界人として』(2009年出版)
韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』(2020年出版)
*世界中で翻訳されベストセラーになっています