古都奈良には世界遺産がいっぱい!
「古都奈良の文化財」に登録された遺産数は8つ、全国1位だそうです。
というわけで・・・
桜の舞う奈良と吉野千本桜をお訪ねしました。
今回は行ったことのない桜の名所となる神社やお寺を巡ってきました。
今年の桜はちょっと早いかなと思っていましたが・・・
訪れたころは爛漫の桜です。
東大寺、春日大社、夫婦大国社、氷室神社、若草山
長谷寺、室生寺、壺阪寺、石舞台古墳、又兵衛桜、
金峯山寺、吉水神社、吉野千本桜
奈良に入ると「奈良は日本の始まり」という町の街頭文字。
何度もお訪ねしているけれど、日本人の心のふるさと、信仰と歴史の重みに圧倒されます。
<春日大社> 春日山原始林を背景に奈良公園内にある神社で世界遺産。 全国に約1,000社ある春日神社の総本社です。
境内には平安時代より奉納の始まった約3000基の燈籠
奈良公園に生息する鹿は、国の天然記念物に指定されている野生動物。
春日大社の社伝によると、春日大社創建の際、茨城県の鹿島神宮の祭神・武甕槌命(たけみかづちのみこと)が白鹿に乗ってやって来たと伝えられる。
ゆえに、奈良の鹿は春日大社の神使(しんし)とされ、手厚く愛護されてきた。
鹿の目の前に”鹿せんべい”を指し出すと、きちんと頭を下げ挨拶してから食べました。
可愛らしくて礼儀正し奈良の鹿に外国人観光客も楽しそう!
<金龍神社> 天皇のしるしは龍と春日龍神信仰とが重なり、 金龍殿と称され、御社として御創建された。 開発や開拓を発展させ、金運をもたらす崇敬の篤い神社。
<夫婦大国社>
春日大社・末社の夫婦大國社は、「夫婦円満」と「縁結び」の神徳があります。 全国で唯一、ご夫婦の大國様をお祀りしている
<東大寺 二月堂>
東大寺二月堂は奈良時代創建の仏堂。
現存する建物は1669年の再建で、日本の国宝に指定されている。
奈良の早春の風物詩である「お水取り」の行事が行われる建物。
<東大寺鐘楼>
除夜の鐘108回の数は四苦八苦の言葉に関係するとか・・・。
四苦八苦は4×9+8×9という計算式にから108。
これが煩悩の数になったそうです。
<氷室神社>
奈良時代、天皇家の氷室(氷の貯蔵庫)に氷の神を祀った神社。
鳥居を入った先にある四脚門(県指定文化財)の横に立つ、樹齢推定100年のしだれ桜。
毎年、奈良で一番に花を咲かせるので「奈良一番桜」とも呼ばれている。
このしだれ桜。
実は病気になった枝を切断したが、現在、根元から若枝が出てきた。
<長谷寺>
観音信仰の聖地。真言宗豊山派の総本山。
日本最大の本尊”十一面観音菩薩像”をはじめ、約千点の文化財を所蔵する。
境内には約60名の僧侶が在山しており「僧侶の息づく寺」「読経の漂う寺」
四季を通じて様々な花、桜、シャクナゲ、ぼたん、紫陽花、紅葉が
咲き誇る「花の御寺(みてら)」としても有名。
しだれ桜 150本 ・山桜 300本 ぼたん7,000株
仁王門を抜け、本堂へと続く登廊(重要文化財)は399段の石段 ”登廊(のぼりろう)”
『源氏物語』『枕草子』にも登場する長谷観音。日本最大級12M13㎝の大観音像。
”特別拝観”だったため、観音様の足元に触れて祈ることができた。
(撮影禁止のため、下の写真は長谷寺のHPよりお借りしました)
参観記念にいただいた腕輪は、観音様とのご縁が結ばれたしるし。
仏の5つの智慧を表す白、赤、黄、青、黒の5色の糸をより合わせて作っています。
<室生寺>
室生寺は女人禁制の高野山に対し女人の参詣を許可したため「女人高野」と呼ばれる。
屋外に立つ古塔はわが国最小の五重塔(国宝・高さ16m)は、1998年の台風で大きく損壊したが、修復されている。
春の桜やシャクナゲ、秋の紅葉が美しい。
我が国最小の五重塔 高さ16M
*日本の始まり奈良を訪ねて(後編)へ続きます。