桜の舞う奈良と吉野千本桜をお訪ねしました。
その後編です。
桜の花で有名な神社仏閣の13か所を三日間で巡りましたが、
桜の開花は例年より1週間ほど遅れたようですがほぼ満開の春爛漫でした。
最後三日目の吉野千本桜は雨模様、幻想的な風景が素敵でした。
<石舞台古墳>
6世紀の築造。巨石30個を積み上げて造られた石室古墳。
その規模は日本最大級。
盛土が失われ露出した天井石の上面が平らなため、石舞台と呼ばれる。
周囲は芝生広場になっており、春は桃やサクラ、秋は彼岸花が咲く。
<又兵衛桜>
戦国武将として活躍した後藤又兵衛の屋敷跡の樹齢約300年のしだれ桜。
幹周約3m、高さ約13mの見事な桜です。
桃の花と水仙も咲き乱れて、桜の季節には5~6万人の花見客が訪れるそうです。
<壺坂寺>
正式名称を壷阪山南法華寺。長谷寺とともに古くから観音霊場として栄えた名刹です。
三重の塔は礼堂と共に、国の重要文化財。
大観音立像は高さ20m、重さ1,200トンもあり天竺渡来です。</stro
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また、総高15m(台座含)の天竺渡来大釈迦如来石像が開眼されました。
<金峯山寺>
山全体が桜に覆われる吉野山。外国の観光客でいっぱい!
金峯山寺は吉野山のシンボルで、修験道の総本山・修験道の聖地。
塩沼亮潤大阿闍梨が出家得度し、大峯千日回峰行と四無行を満行されたお寺。
修験道は、日本古来の山岳信仰に、神道や仏教・道教などが結合し、独自の宗教として発達。
蔵王堂は東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築。
本堂蔵王堂と仁王門は世界文化遺産に登録されています。
仁王門は大修理中のため観れませんでした。
<蔵王権現像(重文)三体がまつられ、本尊は高さ7m:撮影が禁の為写真お借りしました。>
<帰りの近鉄のホームで見かけたポスター:金峯山寺と吉野千本桜>