ある祝賀会の会場で素敵なご夫婦にお会いしました。
二人とも80歳を超えて仲睦まじいご夫妻でした。
ご主人は足が悪いため支えがないと歩けない様子です。
司会の方からステージにて自己紹介をお願いされると、
奥様のサポートで二人はゆっくりゆっくりと、
客席からステージに上がって来られました。
そのご主人が、はじめに隣の奥様を紹介しました。
「私の隣にいる方は・・・え~~私の神様です」
会場がドッと笑いました。
「私には何の才能も特技ございませんので、
ご指名にお答えして、早稲田大学の校歌を歌います」
ご指名にお答えして、早稲田大学の校歌を歌います」
昔懐かしいと言って母校の校歌を歌われました。
(祝賀会場は早稲田大学の隣のホテル)
外見からは想像もつかない、 しっかりとした歌声でした。
歌い終わると惜しみない拍手。
お互いに支え合って生きて来られた二人が、
終始、笑顔でそこに立っているだけでも
歳を重ねた美しい芸術品のようです。
終始、笑顔でそこに立っているだけでも
歳を重ねた美しい芸術品のようです。
ほほえましい幸せな香りを、
会場の人達に分けてくさる時間となりました。
会場の人達に分けてくさる時間となりました。
いつまでもお元気でいらしてください。
「愛はお互いを見つめ合うことではなく、
ともに同じ方向を見つめることである」(サン・テグジュペリ)
「老夫妻の間の友情のようなものは、
友情のもっとも美しい芸術品である」(三島由紀夫)
「真に結ばれた夫婦にとっては、 若さの喪失ももはや不幸ではない。
ともに年老いることの楽しさが、 年老いることの辛さを忘れさせてくれる」(アンドレ・モーロワ)
「すばらしき結婚は、盲目の妻と、 耳の不自由な夫の間で生まれる」(モンテーニュ)
「天国の『天』という字は『二人』と書きます。
天国は夫婦二人で作らなければなりません。
二人で入って行くところが『天国』です」(文鮮明)