2023年1月22日は、
旧暦では癸卯年(みずのとうのとし)1月1日です。
陰暦の1月1日を「旧正月(ソルラル)」と言い、
一年のはじまりを祝う韓国の名節(伝統的な祝日)です。
「秋夕(チュソク)」と共に2大名節にあげられます。
我が家は、長女の婿さんが韓国人のため。
韓国の「旧正月(ソルラル)」と「秋夕(チュソク)」など、 娘は韓国 の”しきたり” にちょっと気を使います。
韓国では陽暦より旧暦の正月を重んじるため、
長男の嫁は、一年の中でこの”しきたり”には大事な責任があるのです。
しかし、娘家族は日本に来て、私たちと同居して15年。
韓国の嫁らしいことを何もしていません。
きょうは・・・
韓国の両親に電話で新年の挨拶をしていました。
韓国では、旧正月を迎える、
1月21日から1月24日まで4連休だそうです。
大事な日を家族で迎えようと、
帰省ラッシュの「民族大移動」が起こります。 移動をする人は数千万人になるそうです。
娘の家族は、この時期の混雑を避けて、
学校が休みになる3月に韓国に帰省します。
去年はコロナ禍の為に行けませんでした。
旧正月のしきたりは・・・
各家庭では祭壇を設け、家族や親族が集まって、
新年の挨拶「歳拝(セベ)」を行います。
年配の人や目上の人に順に、ひざまずいて深いお辞儀をしていきます。
「あけましておめでとうございます」を、
韓国語では「セヘ ボッ マニ パドゥセヨ(새해 복 많이 받으세요)」
挨拶が終わると子どもたちに、 「お年玉(セベットン)」を渡します。
また、「セベットン」は成人した子どもから両親へ、
感謝の気持ちで渡されることもあるそうです。
親や目上の人へ挨拶セベは、
礼節を重んじる美しいしきたりです。
韓国ドラマでもよく見られるシーンですね。
きょうは、韓国式お雑煮トック(餅スープ)を作りました。
薄い餅のスープに、錦糸卵や牛肉、刻み海苔をトッピングします。
キムチとシッケ(米の甘味飲料)もいただき、
旧正月をお祝いしました。
<トック> *画像はお借りしています
セヘ ボッ マニ パドゥセヨ(새해 복 많이 받으세요)
今年も、健康で良い年になりますように・・・
今年もよろしくお願いいたします。