娘達が言いました。
「お母さんの講義は、講義ではなく説教みたいになってしまったよ」
「時間がだいぶオーバーしたね」
「いいんじゃない、説得力があってとても良かったよ」
娘達の私に対する厳しい評価と慰めの言葉です。
実は、ある教会が主催した「講義コンテスト」にエントリーしました。
講義の内容やスタイルに決まりはなく12分の持ち時間。
2ヶ月前から、講義の内容を決め資料を集めました。
とにかく簡単な内容で誰もが理解できるように、
聞いて勇気の出る楽しい講議案を作りたいと
何度も修正してパワーポイントを作成しました。
夜眠れません。
夜中に気づきを得ると、直ぐにパソコンに打ち込み・・・
朝はもうろうとし、家事もおろそか。
予選は何とか通過し、12名から5名に絞られ、
5人が1週間後の本選で闘うことになりました。
私は本選までさらに修正し、
原稿なしの12分で語れるように練習もしました。
当日・・・
本選は教会の広い大きな礼拝堂。
3人の審査員のほかに
礼拝堂と2つのモニタールームの観客250名と
さらに、家庭にてライブで視聴している人を含め、
全員が審査員になるとのこと。
結果はスマホでのオンライン投票で決めるといいます。
ほとんどの方はスマホを持っていますが、
「スマホ投票の仕方がわからい」という人もいました。
主人もその内の一人。
講義の順番はくじ引きで決まり、私は5番目の一番最後になりました。
すなわち、緊張の待ち時間が一番長いことになります。
いよいよ私の番がきました。
壇上で大きな画面に映し出された私のパワーポイント。
ハンドマイクとレーザーポインターを握って壇上に立つと、
観客の視線が一斉に私に集中しました。
<画像はお借りしました>
私の人生の中で、このような緊張するというか
恐ろしい場面を何度、経験したことでしょう。
そんな時に感じることは・・・
ア~これも私を成長させる訓練なんですね~
だから・・・
「どんな場合でも神頼みはしない」
ただ「自分を信じること」
正確には「私に働く神を信じること」「祈らない祈り」
正確には「私に働く神を信じること」「祈らない祈り」
それから・・・
「自分の為には祈らない、人の為に祈ってあげる」
スマホでの投票結果は、ダントツの1位でした。
しかし・・・
審査委員の総括の中で私の講義に対する評価は・・・
「番外です!」とおしゃいました。
それってどういう意味なの・・・
結局、総評の結果は2位。
私は、比較することは好きではありませんが、このように評価されました。
結局は順位なんてどうでもいいんです。
入賞のお祝いをしようと娘と孫たちが提案しました。
「お寿司で大祝い」お寿司は私のおごりに・・・(笑)
翌日、こんな嬉しいメールをくださった方がいらっしゃいました。
「ご自身の体験も織り交ぜながら、ご自分の言葉で語られており
今、この時にふさわしいオリジナリティーにあふれた素晴らしい講義でした。
私の中ではNo.1の講義でした」
今、この時にふさわしいオリジナリティーにあふれた素晴らしい講義でした。
私の中ではNo.1の講義でした」