箱根大涌谷と忍野八海へいってきました。
お天気は曇り。
たぶん富士山は望めないだろうと・・・
しかし、時々雲の合間から顔を出す富士山に
孫達は大はしゃぎ。
大涌谷は・・・
約3000年前に箱根火山が大規模な水蒸気爆発をおこし、
山が崩壊してできた地形。
あちこちから硫化水素を含む噴煙が上がっています。
そのため、樹木は立ち枯れて
確かに地獄の様相です。
かつては「大地獄」と呼ばれていたそうですが、
1873年(明治6年)明治天皇・皇后のご訪問の前に、
天皇を地獄にご案内するのはどうかと言うことで、
「大涌谷」に改称されたそうです。
大涌谷 自然研究路は噴煙地近くまで行ける
延長約700メートルの園路だそうですが、
次回にしました。
「黒たまご」が有名。
一個食べると7年延命すると言われ
お土産にたくさん買いました。
お味は、普通のゆで卵ですが、見た目は真っ黒。
地熱と火山ガスの化学反応を利用した「黒たまご」は、
生卵を温泉池でゆでると、
気孔の多い殻に鉄分(温泉池の成分)が付着します。
これに硫化水素が反応して硫化鉄(黒色)となり、
黒い殻のゆで玉子になるそうです。
忍野八海へ・・・
忍野八海は、富士山の雪解け水が長い年月をかけて
地上に湧き出した湧水池。
世界遺産にも登録されています。
8つの湧水池は富士山の伏流水を源泉とし、
神秘的な澄んだ水が魅力的です。