人を笑わせて相手のハートを和ませるユーモア。
これも話法の一つでしょうか。
初対面では最初の数分が勝負だとか。
ある有名な方（Oさん）のお話をき聞く機会がありました。
お名前を出したら失礼になるので伏せます。
Oさんはアフリカやヨーロッパの平和と経済援助に
長年、責任を持ってこられた方です。
今年２月も、ヨーロッパを巡回してきたとのこと。
彼が日本から来ていることを知ると、
「こちらには来ないのか？」と呼ばれ、
結局、周辺の何か国かを訪問することになるそうです。
その国の大統領や首相達にお会いしたり
VIPの会議に参席する機会も多く、
緊張する場面もたびたびあるそうです。
名前も顔も知らず誰だかわからないそんな時は、
どんな人にでも挨拶し、
自分から話しかけするようにしているそうです。
初対面で気さくに雑談した人が、
実はすごいお偉いさんだったと後でわかり
恥をかくこともあるそうです。
彼はおもしろいエピソードを話してくれました。
「僕は、どこに行っても大したことは話していなですよ」
と前置きしてから・・・
「おもしろいことがありました。
９０歳になる父親の話にその場が大爆笑になったんです。
９０歳になる父親の話にその場が大爆笑になったんです。
おかげですっかり和やかな雰囲気になりまして、
その後の話しもスムーズ。
楽しかったですよ～～」
大統領たちを爆笑させた話とは、
次のようなお話でした。
９０歳を超えた彼のお父様の「五つの健康法」と言うもの。
時々、父親から聞かされていた健康に関する戒めだとか・・・
①疲れるから運動はするな！
②薬は絶対に飲むな！
③うまいものは食べるな！
④夫婦喧嘩はおおいにやれ！
⑤出来の悪い息子を持て！
なるほどね～～
笑っちゃいますがちょっと納得できます。
私なりの解釈してみました・・・
①過激な運動をしない（年相応な運動）
②薬の飲み過ぎは薬害。自然治癒力に任せろ。
③うまい食べ物は、コレステロールや血統値に悪影響。
④夫婦喧嘩は仲の良い証拠。
⑤出来の悪い子供は親の悩みとストレスになるが、
親の長生きと希望に貢献している。
親の長生きと希望に貢献している。
（ここで言う出来の悪い息子とはOさんのことです）
９０歳、お元気でユーモアのあるお父様です。
ユーモアのセンスと笑いの絶えない親子さんは、
頭が柔らかく素直な証拠です。
頭が柔らかく素直な証拠です。
彼はどんなときでも、誰にでも
笑顔とユーモアの心を忘れないようにしているそうです。
笑いを取ることは・・・
その人のハートを掴むこと、
結局、人を愛することなんだそうです。
ユーモアがある人は・・・
頭が柔らかくて素直。
ささいなことでも楽しく幸せと感じる人 だそうです。
余談ですが・・・
母（９２歳）の友人で１０３歳になる知り合いがいます。
１０３歳のこの婦人に長寿の秘訣は何かと尋ねたら・・・
「天に感謝すること。たくさん笑うことだよ」
とおっしゃっていました。
