『第4回エチオピアクリスマスチャリティーコンサート』
~エチオピアの子どもたちに愛と夢を~
今年も開催しました。
主催は一般社団法人日韓・エチオピア友情の会。
後援はエチオピア連邦民主共和国大使館。
日韓・エチオピア友情の会では、
過酷な環境と内戦、続く干ばつにより、
親を失ったエチオピアの子供たちの為に
孤児院建設プロジェクトを推進してきました。
第一部は開会セレモニー。
エチオピア大使の祝辞・寄付金伝達・平和の祈りがなされました。
エチオピア大使のデメ・ムレーダ・メデルサ全権大使が祝辞で・・・
「日韓エチオピアの三国間の人と人とのつながりを大事にし、
エチオピアに対する貢献に感謝し、今後も活動に支援に尽力したい」と述べ、
寄付金が友情の会、会長の李ヨンウさんからエチオピア大使に渡されました。
今もなお・・・
エチオピアのみならず世界各地で戦争や内戦で
たくさんの命が失われ、子供たちが犠牲になっています。
”聖フランシスコの平和の祈り”が紹介され、
全体で黙とうと世界平和のための祈りが捧げられました。
第二部はクリスマスコンサート。
トリオアンサンブル&ソプラノで
クリスマスに相応しい名曲が披露。
<聖フランシスコの平和の祈り>
主よ、わたしを平和の器とならせてください。憎しみがあるところに愛を
争いがあるところに赦しを
分裂があるところに一致を
疑いのあるところに信仰を
誤りがあるところに真理を
絶望があるところに希望を
闇あるところに光を
悲しみあるところに喜びを。
ああ、主よ、慰められるよりも慰める者としてください。
理解されるよりも理解する者に
愛されるよりも愛する者に。
それは、わたしたちが、自ら与えることによって受け
許すことによって赦され
自分のからだをささげて死ぬことによって
永遠の命を得ることができるからです。
余談になりますが・・・
この”平和の祈り”は祈祷文として有名です。
貧者のための奉仕活動に携わってきたマザー・テレサは、
彼女の修道会でこの祈祷文を毎朝唱え、
ノーベル平和賞授賞式においても、
聴衆に唱和を呼びかけたそうです。
南アフリカでアパルトヘイト政策に対して非暴力抵抗を行い、
ノーベル平和賞を受賞したデズモンド・ムピロ・ツツ大主教も、
この祈祷文を愛唱していたそうです。
参考:聖フランシスコ(1181~1226)は
イタリアのアッシジで生まれ、清貧と奉仕の生活を実践し、
愛と瞑想の神秘家としても知られる聖人。
キリストのように生涯を生き、
神と共に生き人を愛し自然をこよなく愛した。