「ワ~~!何これ?」
「ピンク色のリンゴ~~」
「綺麗~~」
目の前でリンゴを切って見せました。
初めて見た孫達と娘の反応です。
外観は黄色のリンゴ、
しかし、果肉が赤やピンクの美しいリンゴです。
しかも、縦にカットしたら、ハートの模様が現れ、
皮をむいて、くし形にカットしたら桃と間違えそうです。
リンゴの密もたっぷりで甘酸っぱく、
歯ごたえはシャキシャキです。
切ったまま時間が経ても茶色に酸化しない不思議なリンゴ。
「ムーンルージュ」というリンゴです。
「ムーンルージュ」この品種を開発されたのは、
長野県中野市の吉家果樹園さん。
30年以上前から品種を研究され、
「いろどり」と「ふじ」の掛け合わせとか・・・
外観は黄色で果肉は桃色~赤色です。
娘さんの喜ぶ顔が見たくて改良されたそうです。
リンゴの果肉が赤いのは、
果肉内に取り込まれたアントシアニンという色素。
11月から12月、この時期になると、
長野県の親戚のあちらこちらから、
箱詰めの「フジリンゴ」「サンフジ」が届きます。
しかし、「ムーンルージュ」は長野県でも貴重。
知らない人もいるようです。
今年も、果肉の赤いリンゴの感動を、
友人やご近所にも、少しづつおすそわけしました。
お歳暮に「ムーンルージュ」を贈ってあげた方からは、
珍しいと好評でした。
<ムーンルージュ:下の写真は昨年のムーンルージュの断面>