求刑は判決ではありません――韓鶴子総裁の最終陳述と希望へのメッセージ

信仰

求刑は判決ではありません

2026年7月10日。
韓国・ソウル中央地方裁判所で韓鶴子総裁(世界平和統一家庭連合)の公判が行われました。

特別検察チーム(特検)は、政治資金法違反などの容疑に、合わせて懲役13年を求刑しました。

このニュースをご覧になり、大きな衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。

しかし、ここでまず理解しておきたいことがあります。

「求刑」とは、有罪が確定したという意味ではありません。


求刑と判決は違います

求刑とは、検察側が裁判所に対して「この程度の刑が相当である」と意見を述べる手続きです。
最終的な判断を下すのは裁判所であり、判決ではありません。

今後、裁判所は、これまでの審理や提出された証拠・弁護団の主張などを慎重に検討します。
そのうえで、判決を言い渡すことになります。

つまり、現時点で結論が出たわけではなく、裁判は最終段階を迎えている途中です。


報道だけで判断しないために

報道では「懲役13年求刑」という言葉だけが大きく報じられました。
そのため、「すでに有罪が決まった」と受け取ってしまう方も少なくありません。

しかし、どのような事件でも、最終的な司法判断が示されるまで、冷静に見守ることが大切です。

<ソウル中央地方裁判所>


希望を失わず歩み続けるために

世界中の家庭連合の信徒の皆様にとっても、不安や心配を感じる時間かもしれません。

しかし、歴史を振り返れば、大きな試練の中から、
新しい希望が開かれたことが数多くありました。

今は憶測や感情に流されてはなりません。
裁判所による公正な判断を静かに見守りましょう。
それぞれが日々の信仰と生活を誠実に歩むことが何より大切ではないでしょうか。


韓鶴子総裁が語った希望のメッセージ

韓鶴子総裁も最後まで希望を失うことなく、自らの信念と平和への願いを語られました。
人類の平和と未来世代への祈りが一貫して込められていました。

一人ひとりがこれから何を大切に生きていくべきかを改めて考えさせてくれるものです。

以下に、その最終陳述をそのまま掲載いたします。

〈韓鶴子総裁の 最終陳述〉
2026年7月10日(金)ソウル中央地方裁判所にて

私は生涯を通して天をお迎えし、人類平和一家族の実現のために人生のすべてを捧げてまいりました。
私は、お金によって権力を求める者ではありません。

今回、家庭連合の指導者として、多くの面において、
意図せず皆様にご心配と混乱を招いてしまったことを、心より深くお詫び申し上げます。

私は生涯、真の家庭運動を通して平和世界を実現するためには、
まず天をお迎えしなければならないことを強調しながら、世界中を巡り歩んでまいりました。

しかし、私が信頼し、すべてを任せていた人物が、
このような結果を招いてしまったことに対して、胸が張り裂けるほど心を痛めています。

今なお世界では、戦争と対立によって血なまぐさい争いが続いています。
そのような中で、私は訴え続けています。「天をお迎えしましょう」と。

天をお迎えするすべての国々が兄弟の国となり、地上に天の父母様をお迎えし、
天の父母様の夢である地上天国を実現することのできるこの時代に、
私たちは一つになろうと、私は訴え続けてまいりました。

私は信じています。天は生きておられます。
そして天は必ず地上にその夢を実現されるでしょう。
その使命を担うことのできる統一家の二世・三世たちは、
天の父母様をお迎えした真の子女として、世界へ向かって歩みを進めています。

今回、2025年4月を中心として、
私は創造主・天の父母様の夢を地上に実現して差し上げるための環境を整えることができました。
これは本当にありがたく、感謝すべきことです。
今や私たちの存在は世に知られるようになりました。
これからは発展していくことだけが待っていると信じています。

ですから、私たちが待ち望んできた、
天の父母様をお迎えした「人類平和一家族」の平和世界は、必ず実現すると確信しています。

私は命の尽きるその日まで、この目標のために、どこにいようとも歩み続けてまいります。
どうか、天の父母様の祝福を受けたこの国が、
第二のイスラエルともいうべき選民の国としての責任を果たす国となり、そのような国民となることを、私は祈り続けます。

重ねて申し上げますが、今日のようなこのような不祥事は、本来あってはならないことです。
これから私たちは、未来の子孫のために、戦争も対立もない、天をお迎えした美しい地上天国が広がる国、この民族、この国家となることができるよう祈り、祝福してまいります。

ありがとうございました。


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