『仙人と漁師』というお話があります。
ある漁師は大きな魚を釣ると逃がし、
小さな魚を釣ると家に持ち帰りました。
それを見ていた仙人がいたたまれなくなって漁師に尋ねました。
「あなたはどうして大きな魚を逃がし、
小さな魚だけを持ち帰るのですか?」
すると漁師は答えました。
「家の鍋が小さいからです」と・・・
仙人は驚き
「ならば、大きな鍋を買ったらいいでしょう」
すると漁師は
「ああ~、そうですね!」と 始めて悟ったというのです。
このお話は何の例えなのでしょう。
たとえば・・・
人は心の器を大きくする必要があります。
人を愛せなくなった時、 許せなくなった時
それは心の鍋が小さくなったからかもしれません。
大きな心で認めてあげる、許してあげる
ほんの少し大きな鍋に買え時なのです。
また、こんなたとえも・・・
自分のサイズで他人を計らない。
自分のサイズに人を合わせようとしない。
もし、サイズに合わないとして外したら
多くの大事な物を失う事にもなるのです。
“逃がした魚は大きい”と言います。