レジリエンスで勝ち取った粘りの金メダル~永瀬貴則選手~

ある日の出来事
柔道81キロ級、永瀬貴則選手。
「自分の強みは粘り強さ」という言葉通り、
2020五輪では相次ぐ延長戦を制し、
81キロ級で日本勢5大会ぶりの金メダルをつかみ取った。
 
<永瀬 貴規(ながせ・たかのり)選手はどんな人>
1993年10月14日生まれ、長崎市出身の27歳。
親戚が師範だった道場「養心会」で6歳から柔道を始める。
長崎大学附属中、長崎日大高から筑波大に進学。
14年から全日本選抜体重別選手権を4連覇。
 
身長181センチ、長い手足を生かした足技が得意。
巧みな体の動きで外国勢のパワーにも対抗。
15年世界選手権で金、16年リオ五輪は銅メダル。
 
2017年世界選手権でひざのじん帯を痛め1年ほどのブランクを経て、
2019年7月以降の国際大会では4大会連続で優勝し復活、
2大会連続の代表つかむ。
 
「怪我や勝てない時期を経験し、
どん底から這い上がった、
気持ちを前面に出し泥臭く勝ちに行く」
 
「自分に折れずに粘り強く行く」
リオで欠けていた精神面のたくましさも身に付けて臨んだ2020五輪だった。
 
<試合後のインタビューでは>
「リオ五輪で悔しい思いをして、それからもう5年間、
いろんな挫折を経験して、つらい時の方が多かったですけど、
人間的に成長できたから、金メダルを取れたと思う。
本当にやってきてよかったな、と思います」と話した。
 
永瀬選手のお母さんは
「怪我の後、メンタル面も強くなった」と語っている。
 
参考:
・Yahooニュース
・読売新聞

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