「お祖母ちゃん。こっちこっち!」
3歳の孫が私の手を引っ張って、連れて行った先は・・・
お菓子売り場。
娘と食材を買いにスーパーに行った時でした。
子供の目には、美味しというよりカラフルで楽しそうな、
オモチャのように面白そうなお菓子類でいっぱいです。
孫とお菓子を買う私は幸せですが、
買ってあげるべきか買わないべきか・・・。
つらい選択をさせられる時があります。
「このお菓子は、買ってもいいかママに聞いてみようね?」と、
責任逃れします。
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「ジャンクフード」という言葉を最近よく耳にします。
「ジャンク(junk)」とは英語で
「がらくた、値打ちのないもの」という意味だそうです。
ジャンクフードとは、栄養価のバランス著しく欠いた、
食べる価値のない食品のことで、
高カロリー、高塩分、高脂肪で、ビタミンやミネラルなどの
体に必要な栄養素は殆ど含まれていない食品を言います。
ポテトチップス、スナック菓子、菓子パン、
ピザ、フライドポテト、 フライドチキン、ラーメン、
ケーキ、クッキー、炭酸飲料、清涼飲料・・・。
これらの過剰摂取による健康リスクは、肥満に繋がり、
砂糖や食塩、脂肪の多い食べものは、
糖尿病、高血圧、コレステロールが高くなる脂質異常症などの
生活習慣病の原因になりやすいそうです。
更に恐ろしいことに、人間の脳をコカインやヘロインと言った
薬物の中毒症状に似た状態にするそうです。
マウスを使った実験では、ジャンクフードを与え続けると、
ネズミは肥満になり、喜びに対する脳の働きが鈍くなり、
もっとジャンクフードを欲しがるようになるそうです。(゚д゚)
子供達には、できればあまり食べさせたくないですね。
でも、子供が一番好きな食べ物です。
いや、大人も好きです。
ジャンクフードを規制する動きは世界中で広まってるそうです。
お菓子のCMを禁止している国もあるとか。
日本ではそうした動きはないそうです。
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お酒が全く飲めない友人の体験です。
お酒の席では、お酒の代わりにジュースや炭酸飲料を飲み、
野菜のないメニューが中心になります。
おまけに菓子パンや甘いものが大好物だったそうです。
昨年からのコロナによる在宅勤務と運動不足で、
体重がガンガン増え、見事なメタボ、
健康診断で黄色信号となってしまったそうです。
ところが、すごいことが起きました。
「食事の栄養価のバランスを極力注意、
ジャンクフード禁、ゆるい糖質制限」をしたそうです。
すると体重が6ヶ月で6キロ減になったのです。(*^_^*)
凄い努力ですね!
特に運動をしたわけでもないそうです。
本気で健康になり、痩せたいなら、カロリーを控えるより、
栄養価の高い食品を多く摂る方が効果的だそうです。
栄養価のバランスが良い食品は、
たとえカロリーはあっても
それが体脂肪になったり、
それが体脂肪になったり、
血管を詰まらせたりすることなく、
エネルギーとなってくれるそうです。
でも、大事なことは
食べ物は神様が人間にくださったもの、
だから食べ物を我慢したりないで、ほどほどに。
不満を言ったりしないで、感謝して喜んで、美味しく食べよう。