為に生きる~与えて忘れる真の愛~

愛をもって
「インドの母」と言われた故マザー・テレサの講演の中に
こういう話がありました。
 
ある日、7人の子供をかかえる貧しい母のところへ、
マザーは両手にいっぱいほどのお米を持って行ってあげました。
すると、その母親はそのお米の半分を手にして外へ出て行きました。
 
マザーが問うと、隣りにも同じような貧しい親子がいるので、
そのお米を分けてきたのだと言うのでした。
 
一俵もあるお米ではありません。
自分の子供たちの一食分にも足りないお米でさえ、
それを半分にして、隣りの子供たちも喜ぶだろうと
分けてやれる崇高な精神にマザー・テレサも感動したのです。 
 
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「平和の母」「真の母」と言われている韓鶴子女史もまた、
世界平和と人類の幸せのために
“与えて忘れる”生きかたをしてきました。
彼女は「真の愛」を次のように語っています。

「真の愛とは投入する力です。与える力であって
受けるだけの力ではありません」

「良いものを与えても、それを誇りに思うのではなく
もっと良いものをあげることができなかったと言って、
申し訳なさを感じるのが、真の愛です」

「真の愛とは、与えてそれを忘れてしまうとき花咲きます。
愛は与えれば与えるほど、減るのではなく、
永遠に枯れることなく湧き続ける泉の水のように、
さらに豊かになっていきます」

「真の愛とは、絶えず許す愛です」

参考:
・み旨の道(光言社)
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