今年も、残すところあとわずかになりました。
静かに、でも確実に、新しい年へのカウントダウンが進んでいますね。
2021年は、あなたにとってどんな一年でしたか。
「思うようにいかなかったなあ」
「最高の一年でした!」
「まあ、いろいろあったかな」
きっと、答えは人それぞれですね。
本当に“人生いろいろ”です。
最近、こんな言葉を思い出しました。
「感謝には三段階ある」という話です。
一つ目は、良かったことに感謝すること。
二つ目は、当たり前のことに感謝すること。
三つ目は、良くないことや嫌なことにも感謝すること。
嬉しかったことに「ありがとう」と言うのは、わりと自然にできます。
でも、毎日の当たり前のことや、ましてや嫌な出来事にまで感謝するのは、なかなか難しいですよね。
それでも、少しだけ立ち止まってみると――
朝、目が覚めたこと。
あたたかい一杯のお茶。
家族の笑顔。
道端に咲く小さな花。
夜空にまたたく星。
数え始めたら、きりがないほどの恵みの中で、私たちは生きています。
つい「当然」と思ってしまうことの中に、
実は一番大きな贈りものが隠れているのかもしれません。
そして、不思議なことに、
「ありがとう」とつぶやくだけで、
心が少し温かくなります。
何か特別なことが起きなくても、
感謝の言葉は、自分自身の心をあたためてくれるようです。
うまくいく人は、良い時だけでなく、
思い通りにならない時にも、どこかに「学び」や「意味」を見つけようとする――
そんな話も耳にします。
嫌な出来事そのものに無理に笑顔になる必要はないけれど、
「あの経験があったから今がある」と、
いつか思える日が来ることもありますよね。
河野進さんのこんな言葉があります。
「どんな不幸を吸っても、吐く息は感謝でありますように、全ては恵みの呼吸ですから」
そして聖書にも、こうあります。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事に感謝しなさい。」
(テサロニケ人への第一の手紙5章16~18節)
難しく考えなくても、
大きなことができなくても、
ただ今日という日を「ありがとう」で締めくくること。
それだけで、一年の最後は、やさしい光に包まれる気がします。
2021年が思うようでなかったとしても、
たくさんの喜びにあふれていたとしても、
こうして今、ここにいること自体が、かけがえのない恵みです。
終わりがあたたかければ、
今年一年もきっと、やさしく閉じることができます。
感謝の気持ちを胸に、
穏やかに新しい年を迎えましょう。
今年もブログ「天国への道」をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
どうぞ、よいお年をお迎えください。


