「なぜ今どき、ブログを書くの? 時代遅れじゃないの?」
傍らで娘が私に言った。
12年前に書いていたころと比べたら確かにそのように見えるかもしれない。
しかし、私は娘に言った。
「ブログは、自分に対するメッセージや挑戦状のようなものよ」
日記と違って、ブログの文字に表してみることで、自分が励ましされたり、
反省させられたり、感動させられたりする。
未知の時代や環境を垣間見ると、
その環境を見事に乗り越えてきた人々に出会うことがある。
そうした瞬間には、深い感動を覚えます。
特に、困難を乗り越えてきた人々や、人類の幸福と平和のために自己犠牲を払い、
そのために生きた立派な人々の生き方に触れることは、
自分自身へのメッセージや励ましとなる。
それに・・・
「あなたはどうなの?」
「偉そうに言ってるけど、できているの?」
「どうぞやってみなさい!」などと、
時には、私に対する叱責だったり、確認や挑戦状だったりすることもある。
図書館や書店には数え切れないほどの書籍がある。
その膨大な世界の一部を垣間見ると、それぞれが輝く宝石のようだ。
その中の世界に、私は魅了されてしまう。
「だから、私の人生で出会った一期一会の人々や、些細な出来事をブログに綴ることで、
自分自身を励ますことができるの、本当に感謝するのよ」と、私が言ったら
「ふう~~ん、なんだかよくわからない・・・」と、娘がつぶやいた。