「もうこれ以上頑張れないよ!『頑張れ!』と、
言われるより『よく頑張ってるね』と言われたいねぇ~」
93歳になった義父に誕生日カードを送った時の義父の返事でした。
何気なく使っている言葉が場合によっては
相手を傷つけてしまうことってよくあります。
特に お年寄りとか、病気の人 には、
「頑張って!」より「よく頑張っていますね!」の言葉のほうが
思いやりのある言葉になります。
「頑張って!」の言葉の裏返しは、
”頑張っていない”の意味にとらえられがちです。
人は誰でも何かに頑張っています 。
一生懸命、精一杯、頑張っているのです。
その人なりに頑張っているときは、
「よく頑張っていますねぇ~」
「よく頑張りましたね!」
そういう言葉の方が相手を認めて、
励まし言葉になるかもしれません。
私は時々
「お祖母ちゃんやたくさんの孫を抱えて、
あなたがしっかりしないでどうするの!」
などと、激励されることがあります。
自分では精一杯頑張っているつもりなのに
「頑張ってね!」「頑張れ~」って言われると、
何故か、しんどい思いになることもあります。
それから、「大丈夫?」と心配してもらうより
「大丈夫!!」の言葉で助けられることがあります。
時には自分自信にも「明日も頑張れ!」と言うより
「きょうもよく頑張ったね!」そう言ってみる、
すると不思議に「明日も頑張ろう!」って思えるてくるのです。