3月4日、東京高裁よって世界平和統一家庭連合の解散が命令されました。
これにより、教会建物と財産の全てを差し押さえされました。
これは国際社会へと、「信教の自由とは何か」を問いかける重要な問題となっています。
2026年4月、東京で行われた三つの重要な出来事がありました。
①「宗教界シンポジウム」
②「国際トークセッション」
③「日米二世街頭ラリー」
💛 宗教界を越えて広がる危機意識(①シンポジウム)
4月27日有識者団体「国際宗教自由連合(ICRF)」によるシンポジウム。
国内外の宗教者や識者が集まり、「日本家庭連合解散」ついて議論が交わされました。
米国のジョージ・スターリングス大司教は、
解散を決定した日本政府を厳しく非難しました。
「誰を礼拝するかは個人根源的な権利」
国家が宗教の在り方に踏み込むことへの強い懸念を示しました。
<ジョージ・スターリングス大司>

東京西バプテスト教会の黒瀬博牧師は、
教会の閉鎖や財産の差し押さえといった現状を、
「まさに共産主義国家がやってきた、国家的犯罪だ」と強調。
「歴史的にも極めて重い意味を持つ問題である」との指摘しました。
仏教関係者は、
「日本の宗教界は惨憺(さんたん)たる状況だ」と指摘。
東京高裁の決定を「司法の自殺」と述べました。
宗派を超えた危機意識が共有されたのです。
印象的だったのは、現場の信者の声でした。
教会施設が制限され、結婚式や葬儀にも支障が出ている。
「信仰とは生活そのものである」という本質を改めて浮き彫りにしました。
💛 国境を越えた対話と連帯(②トークセッション)
4月29日。
日本とアメリカの2世信者が埋め尽くしたイベント会場では、
来日した、キリスト教司教5名と、
UPF日本事務総長・魚谷俊輔氏、中山達樹国際弁護士がトークセッションを行いました。
ここで繰り返し語られたのも、「信教の自由」という普遍的価値です。
アメリカにおいては、宗教の違いが理由で組織が解散させられるという事態は極めて異例。
日本で起きている一連の流れに「深い懸念」を示す声が相次ぎました。
「これは国際社会に関わる問題だ」と。
宗教的少数派の権利が揺らぐことへの危機感を表明しました。
魚谷氏はこれまでの家庭連合の活動や社会貢献について説明。
「誤解や偏見が先行している現状」を指摘しました。
中山弁護士は法的観点から、今回の解散に至る経緯や課題を語りました。
「法治国家としての在り方」が問われており、
国を超えた連携の必要性を述べました。

💛 司教たちのメッセージ(要約)
ここで、当日の発言のメッセージを整理します。
米国の司教たちは、今回の問題を一宗教の枠を超えた「信教の自由」の課題として捉え、民主主義の根幹に関わる問題であると指摘しました。
そして、日本への敬意を示しつつも沈黙しない責任を語り、
特に二世の若者たちの声に耳を傾けること、
そして対立ではなく対話による解決の必要性を強く訴えました。
この困難な時にあって、信徒の共同体とは場所ではありません。
あなた自身が神の宿る教会なのです。
この一文に、彼らの主張の核心が凝縮されています。
<ACLC(米国聖職者指導者会議)のキリスト教司教5名>

💛 渋谷へ ― 二世たちの声なき声を届ける(③遊説とラリー )
トークセッションの後、一行はJR渋谷駅のスクランブル交差点前へと移動します。
そこには、日米の家庭連合二世たち約150名(米120名+日本30名)が集まりました。
彼ら“当事者世代”です。
家庭連合のもとに生まれ育ち、自らの意思で信仰と向き合っている若者たちです。


日米の2世信者ら150名は「#Help Our Church」「💛HELP!」を
記したTシャツ姿でプラカードを掲げていました。
若者たちと聖職者が順番にマイクを握り、一人ひとりの実体験を語りました。
「信仰と家庭の中で愛を学んだ」
「報道では伝わらない現実がある」
「私たちの声にも耳を傾けてほしい」
日本語と英語を交え、宗教の自由と寛容な社会の重要性を訴えました。
その様子は堂々としており勇気と希望を感じさせるものでした。
💛 連帯が生んだ新たな一歩―未来への希望
これら三つの出来事に共通していたのは、
「連帯から新しい道を切り開こう」とする意志でした。
「信教の自由」「次世代の声」「国境を越えた連帯」という、希望的な場となりました。
宗教や立場の違いを超え、人間としての尊厳と自由を守ろうとする姿勢。
前向きな力がありました。
解散命令という厳しい現実の中にあっても、決して立ち止まってはいません。
それぞれの立場から声を上げ、祈り、行動し続けていきます。
その一つひとつの積み重ねが、誤解や偏見を解き、
新たな希望の光となり始めていくでしょう。
信教の自由とは、人がどのように生きるかという根本に関わる大切な価値です。
だからこそ、その価値を守ろうとする動きは、
社会にとっても大きな意味を持ちます。
この問題の行方はまだ途上にあります。
国内外の声が響き合い、世代を超えて思いがつながる今、
確かな変化の兆しが見えています。
渋谷の喧騒(けんそう)の中で交わされた、真摯な声。
それは小さなものかもしれません。
小さな声が積み重なるとき、社会は少しずつ動き始めるでしょう。
この日の出来事が、真実を明らかにし、多くの人の理解へと向かう一歩となりますように。
*写真は世界日報、動画はYouTubeからお借りしました。



