SNSなどで誰もが自分の意見を発信できる時代になり、
見えない相手とのコミュニケーションの中で、
励ましや喜びに繋がることがあります。
しかし、一方で、評価や批判に触れて心が疲れてしまうことはありませんか。
それはSNSに限らず、
人生そのものが、思い通りにいかない出来事、理解し合えない人間関係、
理不尽な出来事で満ちているからでしょう。
その中で、落ち込んだり、ストレスや忍耐を感じることもあります。
常に私たちは「人や環境をどう受け止めるか」を問われます。
忍耐ではなく「受け入れる」という姿勢
多くの人はこう考えます。
我慢しなければならない。忍耐が大事だ。
もちろん忍耐は美徳です。
けれど、ただ歯を食いしばるだけの我慢は、心をすり減らします。
大切なのは
忍耐することではなく、そのまま受け入れること。
宗教指導者である韓鶴子総裁の自叙伝に、
どれほど大変な環境でも、それをしっかり受け止め、
楽しみを見いだして幸せに過ごしてきました
という言葉があります。
ここで語られているのは「我慢」ではありません。
現実を否定せず、敵にせず、現実を愛する姿勢です。
そのままを受け入れるとは、
- 諦めることではない
- 負けることでもない
- 相手を正しいと認めることでもない
ただ、「今ここにある現実」を認めること。
そこから心は軽くなります。
人生を受け止める三段階
ある説教で語られた、「人生を受け止める三段階」という、
お話しをまとめてみました。
① そのまま受け入れる(甘受する)
まず抵抗をやめること。
「なぜこんなことが起きるのか」と戦い続けると、
出来事そのものより、抵抗のほうが苦しみになります。
受け入れるとは、現実を敵にしないことです。
ここがすべての出発点です。
② すべてに感謝する
次の段階は視点の転換です。
嫌な出来事も、
- 自分を鍛えてくれる
- 視野を広げてくれる
- 人の痛みを理解させてくれる
嫌なことを「学び」「栄養」「良薬」と見ることができたとき、
人生は「被害」から「成長」に変わります。
感謝することは、「謙虚さ」です。
③ すべてを楽しむ
最終段階はここです。
ただ耐える人生ではなく、味わう人生へ。
オリンピック選手が、インタビューに答え
「楽しみます!」と言います。
極度の環境やプレッシャーと緊張の中でも、
楽しめる人が最も自由で強い人ではないでしょうか。
人生も同じです。
問題が消えるから楽しいのではありません。
問題を含めてそのままを受け入れ、楽しみを見い出す姿勢です。
そのままを受け入れた人は、穏やかになれる
人生を苦しくするのは、出来事そのものより
「こうあるべき」という頭の中の理想です。
人も環境も、思い通りにはならないものです。
だからこそ、そのままを受け入れる→ 感謝する→ 楽しむ
この三段階は、人生を軽やかに穏やかなストレスフリーにします。
それが、ストレスを超えて生きる
人間らしい強さなのだと思います。
きょうの一言:
どのような環境や人であっても、そのままを受け入れ、
そこに楽しみを見い出そう。
