今年2021年3月11日、 あれから10年
誰にも忘れることができない東日本大震災
(2011年の『天国への道ブログ』から抜粋)
青森県八戸に住んでいる漁師、大山さん
(62歳)は
3月11日の大津波から奇跡的に生環しました。
その様子を彼は次のように語っています。
刺し網の端に大きなウキが付いているのですが、普段折れるはずのないウキが突然折れてしまいました。
目の前には大きな波が迫って来ました。
息子に救命胴衣を渡すとすぐさま、
大津波に向かって行きました。津波の左側は防波堤で渦を巻いており、
右側は大波がしぶきを上げていました。生き残る道は、
真正面の10mの波を超えるしかない!決死の覚悟でした。
息子の命も自分の命も天に預けました。
全速力でかけ上がり、
奇跡的に10mの波を超えました。すると今度はまた、
次の津波が目の前に迫っていました。3回大津波が来ました。
一昼夜、沖で避難して、
波が静まるのを待って帰港しました。
大山さん親子の命がけの生還に感動します。
誰しも一生の内には、
大きな悲しみや困難に遭遇することがあります。
今度のような震災や原発のみならず、
日常生活の中では迫害、葛藤、悲しみ、苦難…。それらは何か意味があるのか・・・、
苦難を苦難として受け止めるしかないのか・・・
悲しみや苦難の中にも意味を見出し、
この先に果たすべき使命があると
思える人は幸いだ。