子供たちを守ろう~いかのおすし~

子育て
「『いかのおすし』って知っている?? くら寿司のお寿司じゃないよ~」
小学生の孫たちに聞いてみました。
 
すると「知ってるよ! 学校で習ったよ~」と言っていました。
ところが、習ったはずなのに内容については、
ちょっと曖昧な答えでした。(*゚Q゚*)
 
「いかのおすし」は、子ども達が、
連れ去り被害にあわないための合言葉。
子供たちを守るための防犯用語だそうです。
 
統計によれば
①子供をターゲットにした犯罪が増えるのは、7月から10月だそうです。
②被害に遭いやすい場所は、公園、駐車場、エレベーター、見通しの悪い場所などです。
③一人で行動している、周囲に人がいない状況が狙われやすいそうです。
 
誘拐などの危険が迫っている状況は、
子どもには分かりにくいところがあります。
人の言うことを素直に聞く傾向にある子どもたちに、
やさしく言い寄ってくる「悪い大人」
警戒心を持たせるのは簡単ではありません。
 
私たちが子供のころは、
悪い大人を「怖いおじさん」と表現できましたが、
現代のように子供をターゲットにした犯罪や犯人像も複雑になると、
「優しいおじさん、優しいお姉さん、優しいお兄さん」
警察官の姿をした悪い大人もいるわけで、怖い世の中です。
 
幼い子供たちに、
人を疑ってかかれとは教えたくないですから困ったものです。
 
そこで、2004年に東京都と警視庁で考えられたのが
5つのお約束「いかのおすし」という語呂合わせによる防犯標語です。
 
夏休や、オリンピックムードが高まり、
気が緩みがちな季節になりました。
先日、TVでも紹介していましたので、
今一度、親子で確認してみると良いでしょう。
 
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資料:警視庁 生活安全総務課 個別防犯係
 

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