私:これはお母さんの大事な宝箱なの
娘:どんな宝が入っているの?
私:35年前から集めてきた大切なものなのよ
娘:あらっ? お母さんにコレクションの趣味があったの?
それって何?見せて~
私:きっとビックリするわよ ~
娘:そんなにもったいぶらないで早く見せてよ!
<そっと箱を開ける >
(娘たちの手作りカーネーション)
娘:え~~~! 何これ~? お母さん、こんなの取って置いたの?
私:あなた達の手作りの ”母の日のカーネーション” です!
手作りカードも捨てられないもの
娘:それにしても30年以上も、よく取って置いたわね~
私:生のカーネーションよりも嬉しいプレゼントよ
多少かっこ悪くてもお母さんにとっては大切な宝物よ
娘:タイムカプセルみたいだね。
私と妹が小学校の6年間にプレゼントしたんだよね
でもなぜ7本しかないの? カードは12枚あるのにね…
私:そうなのよ… 5本足りないね…
娘:作らなかった年もあったのかな?
私:いいえ、毎年もらったはずよ 。12本ないのはちょっと残念だね
娘:12本でないことが、そんなに重要なこと?
私:たぶん捨ててしまったか、なくしたのかな~ でも簡単に捨てられないね~
心の込められた物は、たとえどんなものでも宝物だからね
(娘達からの母の日のカーネーションとカード)
コロナ禍の今年も、変わりなく店頭では
「母の日の」赤いカーネーションが美しい。
4月末から母の日のプレゼントに、
フラワーアレンジメントをたくさん作ります。
でも、ペーパーで作ったこのカーネーションは
世界に一つしかありません。